小学校のタブレット学習はいつから始まる?普及率はどのくらい?メリットやデメリットも
こんにちは、こあらママです!
最近では急速にデジタル化・AI化が進み、教育現場でも確実にその影響を受けています。
筆者の子どもは4月から年中になるのですが、
愛用している【こどもちゃれんじ】も紙ベースかタブレットベースか選ぶ時代になってきました。
(年中からとは・・・!)
我が家もかなり迷ったのですが、迷った結果タブレット学習に切り替えることにしました。
東大出身のパパと相談しながら、こどもちゃれんじは0歳から続けています♪
めちゃくちゃお世話になっています・・・!
完全に自費で続けている正直なレポは後日書きますね!
そんな未就学児でも始める子は始めているタブレット学習。
実際に小学校ではいつから始めるのか?
気になっている新小学生の保護者の方も多いと思います。
ここでは
・小学生のタブレット普及率はどのくらい?
・元先生の考えるタブレット学習のメリットやデメリット
小学生がタブレットを持ち始めるのはいつから?
「GIGAスクール構想」という言葉をご存知でしょうか?
GIGAスクール構想とは
全国の公立・私立のすべての小中学校と特別支援学校に児童生徒が使用する端末を1人1台整備すること
を文部科学省が2019年(平成31年)に打ち出したものです。
それまではタブレットやパソコンの普及率の地域差が多く問題視されてきました。
実際には新型コロナが流行したことにより導入は遅くなってしまうのですが、このGIGAスクール構想によって電子端末の普及がなされたのです。
【参考】文部科学省
元々デジタル化が遅れていると言われていた日本、ここに来てこのような対策がなされ始めたのです。
実際に使い始めるのも1年生から!
・簡単な写真の編集をする
・キーボードのひらがな入力画面を出してゆっくり打ってみる
小学生のタブレット普及率はどのくらい?
前述のように、文部科学省のGIGAスクール構想により推進されているものですので
ほとんどの小中学校で、私立公立関係なく普及が進んでいるということができます。
小学校の普及率は96.2% 中学校では96.5%
文部科学省の令和3年7月末までのデータによると
小学校では96.2%、中学校では96.5%の学校で端末が導入されていることがわかります。
つまり、ほとんどの小中学校では端末が導入されているということができます!
国の一大政策なので、しっかりと予算も組み込まれていることからも、全国への進みが早いですね!
先生の考える、タブレット学習のメリットやデメリットは?
全国的にしっかりと普及していると言えるICT教育ですが、親の目線や先生の目線から考えると
メリットだけでなく、もちろんデメリットも存在します。
ここでは2児の親であり教員経験も豊富な筆者目線でのメリットデメリットを述べます。
タブレットを持つことのメリット
ここでは考えられるメリットを4点ご紹介します。
子どもの興味を惹きつけやすく、感覚的に操作できる
保護者の方なら誰しも経験があると思うのですが、子どもたちはスマホやタブレットが大好きですね!
頭で理解して・・・というよりは、感覚的に操作ができるように作られているのもその理由の1つです。
iPhoneには説明書がついていないことでも有名ですよね。
2歳の我が子もスマホを持って感覚的にシュッと指を動かすくらいです。
恐るべし・・・!
勉強に苦手意識のある子でも、タブレットならやってみよう!と気持ちが進む面もあります。
実際に動く画面を見ることで想像しやすく、理解が進む
紙の教科書だけではわかりづらいような単元は確実にたくさんあります。
例えば算数の展開図や円周の求め方の原理など・・・
今時の小学生は結構難しいことをやっています。
タブレットが導入される前の学習では、円周の求め方の説明に一苦労したのを覚えています。
(円周率がなぜ3.14なのか?そんなこともちゃんと習うんですよ!)
そんな中、タブレットなどを使えばデジタルでわかりやすく説明してくれるので、理解も進みやすいと言えます。
動画は何回でも見ることができる為、繰り返し学習にも役立ちますね。
機械により自己採点ができるため、自学自習ができる
採点機能のついたものも多いため、先生たちや保護者に丸つけをしてもらったり、高学年ならば自分で丸つけをしたりしなくてもタブレットが自動でやってくれます。
また、前回間違えた問題なども把握してくれる為、復習にも一役かってくれます。
反復学習は非常に効果的なことが立証されており、大きなメリットということができるでしょう。
タブレットカバーなど、おしゃれを楽しむことができる
タブレットやスマホなど、今はカバーをすることが当たり前になってきていますね。
パソコンやタブレットは、学校から貸し出してもらっている備品という扱い
になりますので、傷つけるわけにはいきません。
その為カバーをつけるように指示される場合も少なくないので、各箇所から様々なタイプのおしゃれなカバーが発売されていますよ!
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お手頃な値段で口コミも多いのはこちら!
その他にも子どもの好きそうなデザインの物がたくさん発売されています(^^)
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ぜひお気に入りのものを見つけてみてくださいね(^^)♪
子どもも大人と同じで、テンションが上がれば頑張れるはずです♡
タブレットを持つことのデメリット
ここではタブレットを持つことのデメリットを4点ご紹介します。
長時間画面を見続けることによる視力低下の心配
元教員の筆者が1番に考えたデメリットはこれです。
筆者自身が小学生の頃は、タブレットをする未来なんて思いもせず、ひたすら外で遊んでいました。
現代の子どもたちは否が応でもブルーライト画面とは切っても切れない関係になっています。
その為、ブルーライト対策のフィルムを貼ったりしますよね。
我が家の子どもにもタブレットをさせるときはブルーライトカットフィルムを貼った物を使用させています。
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東大卒のパパはなんとあんなに勉強してきたにも関わらず裸眼!
なのですが、仕事のときはブルーライトカットメガネを使用しています。
子供用も販売しているので、もう少し大きくなったら我が家でも導入予定です。
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それに加えて最近出てきたのが近視抑制メガネ。
これは元々メガネを使用しているお子さんに向けての商品です。
姿勢が悪い時や目が近いとき、明るさ不足の時など、スマホと連動して注意を促してくれるものになります。
生活習慣の改善にも一役かってくれますね!!
これ以上の近視を進めないためにも、メガネを現在使用しているお子さんにはおすすめですよ!
筆者の眼科医の友達も、小さい頃の習慣はすごく大事!と常々言っています。
スマホやタブレットへの依存性の心配
現代の人間に切っても切れない関係になっているスマートフォンやタブレット。
現在の日本人では、約7割の人が自分はスマホ依存症だと自覚しているようです。
スマホなど始めると、どうしても楽しくなってしまうため1日の使用時間や使用時のルールなど各家庭でしっかりと約束を守って使用できるようにしなければなりませんね。
勉強ではなくゲームなどをして遊んでしまうかもしれない
大人でも経験があるかとは思いますが、スマホやタブレットを起動するとつい遊んでしまいがちです。
その為、まだ約束がしっかりと守れない場合は親の目の届くところで制限時間を決めて・・・など保護者の管轄も必要になってきます。
文字を書くことへの経験不足、知識が本当に身に付けられているかの心配
タブレットでもペンを使って書くことはできますが、実際に紙とペンと消しゴムを使って文字を書くのはまた異なりますよね。
消しゴムも筆圧が必要になってくるため、経験としてしっかりと練習する必要があると言えます。
タブレットではアシスト機能もあるため、ヒントがない場面で実際に身についているのか?
先生のみならず、保護者も確認していく必要があります。
荷物が重くなる
最近は教科書にプラスでタブレットの持ち帰りも必要になってきたため、必然的に荷物が重くなってしまします…。
その為機能性を重視したランリュックの普及などもなされていますが、どうしても荷物が重くなってしまうことはタブレット学習が普及した今の時代のデメリットと言えるでしょう。
全国的にタブレットはほぼ普及している!メリットとデメリットをよく活かして有効的な学習方法を身につけよう
文部科学省の提唱しているGIGAスクール構想により、
全国的に小中学校でのタブレットの普及率はほぼ100%と言えることができます。
小学校1年生から少しずつタブレットには触れる機会もあるため、新小学生の保護者はその心づもりをしておくといいでしょう。
タブレット学習をすることによるメリットは主に4つ。
- 子どもの興味を惹きつけやすく、感覚的に操作できる
- 実際に動く画面を見ることで想像しやすく、理解が進む
- 機械により自己採点ができるため、自学自習ができる
- タブレットカバーなどで、おしゃれを楽しむことができる
デメリットは主に5つです。
- 長時間画面を見続けることによる視力低下の心配
- スマホやタブレットへの依存性の心配
- 勉強ではなくゲームなどをして遊んでしまうかもしれない
- 文字を書くことへの経験不足、知識が本当に身に付けられているかの不安
- 荷物が重くなる
それぞれのメリット・デメリットを活かしつつ、良い製品もたくさん出ているので頼っちゃいましょう!
子どもの学習を全力で支援していく保護者でありたいと、元教員ママも心から思っております♪
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