小学校の国語や算数で使うノートは何ます・何行がオススメ?学年別に元小学校教員が解説します!
小学生は毎日たくさん勉強をするので、ノートの減りも早いです!
今はタブレット学習も浸透してきていますが、基本的にはノートで何か書くという根本的な学習方法は続くと思います。
まだ学年の小さいうちは、親御さんがきちんとノートの減り具合を確認してあげないといつの間にか残りわずか・・・
なんてことも。
ですがたくさん買い置きしておくと、いつの間にかマス目が大きすぎた!!
なんてこともあるんです。
ここでは
高学年の担任をしていた時に、3年生くらいのものを使っていた子はめちゃくちゃ使いにくそうでした!
だって家に余ってたんだもん〜!って・・・
先走って買いすぎないのがポイントです!!
学校で使うノートは4月に支給されるものを目安に使おう
多くの学校では、4月当初に教科書と一緒にノートが支給されると思います。
(支給と言っても、教材費として後日集金があると思いますが・・・)
国語のノートのマス目の目安
先ほど述べた通り、全国共通で何ます!と決まっているものではありませんので、あくまでも参考程度にしてください♪
ここでは国語のマス目の例を紹介します。
国語は各学校によって、マス目や行、方眼と色々なパターンがあるので注意してみてくださいね!
小学校1年生
1年生は最初ひらがなを読み書きすることからスタートですので、
8マスからスタートという場合が多いようです。
進捗状況で10マス→12マスと進んでいきます。
1年生ではノートに書き写す作業も一苦労ですので、みんなと同じマス目を使うことはとても大切になります。
ですので、保護者の判断でノートのマス目は変えない方が無難でしょう。
マス目が変わる時は、必ず学校から何かしたらのアナウンスがあると思いますよ(^^)♪
小学校2年生
2年生は1年生の最後の頃と同じ
12マススタートの場合が多いようです。
学習が進むと15マスになることも多く、さらに進んだ場合も18マスまででしょう。
18マス以上になると行のノートになるため、低学年ではマスを使うことがほとんどです。
小学校3年生
3年生になると最初はマス目で、途中から行のノートに変わる学校が多いです。
学習内容も低学年の頃よりもレベルアップし、行だけだとノートにまとめきれなくなるからです。
マス目の場合は15・18マス
年度途中から12行のノートにシフトしていくことが多いようです。
小学校4年生
元教員の筆者からすると、グッと学習のレベルがアップするのが4年生!
4年生になると、もうマス目は完全に卒業と思われますので行のノートや方眼ノートになります。
行の場合は12行や15行
方眼の場合は10mm方眼が使われるようになります。
小学校5年生
筆者の経験値ですと、5年生は学習も難しいのでマスのノートは殆ど使わなくなってきます。
(ノートもオリジナルで上手に取る子が増えてくるため)
10mm方眼か12行・15行のノートが多く使われるでしょう。
方眼と行ではだいぶ違いますが、元教員の立場としては国語は行の方が使いやすいと思っています。
小学校6年生
6年生にもなると、学習内容は更に難しくなります。
行の場合は15行・17行
場合によっては10mm方眼ノートを使用します。
5年生でも述べましたが、元教員の立場からして、国語行ノートがオススメです!!
漢字練習帳のノートの目安
授業で使う国語のノートとは別に、宿題や漢字の書き取りなどで使う漢字練習帳もありますよね。
漢字練習帳は特に指定していない学校も多いと思いますが
1ページに50字〜200字まで様々な種類があります。
1年生は50字
2年生は84字
3年生は91〜104字
4年生は104〜150字
5年生は120〜150字
6年生は150字
と明確に定めている学校もありました。
参考 中評津小学校
マス目が大きければ大きいほど大きく書きやすいですが、すぐに終わってしまいます。
逆に200字だとたくさん書けますが、小さすぎてちょっと大変に思う子もいるかもしれません。
お子さんの特性に応じて、取り組みやすいノートを一緒に選ぶのが良いと思います(^^)
どのノートもマス目に関係なく値段は同じなので、字数が多ければ多いほどコスパはいいです!笑
算数のノートのマス目の目安
算数ノートははじめは大きなマス目からスタートし、最終的には方眼になることがほとんどだと思います。
算数は4年生ごろからグッと難しくなってきます!
小学校1年生
1年生ははじめは「1」からのお勉強、そしてノートの取り方からのお勉強になりますので、きちんと学校と同じマス目のものを用意してあげてください!
1番最初は縦6マス×横10マス
慣れてきた頃からは縦7マス×横12マスになる場合が多いです。
(ノートの切り替え時期については学校からアナウンスがあると思います)
1年生のノートは可愛い・・・っ!!
小学校2年生
2年生は学習に慣れてくる頃ですが、まだ先生と同じようにノートを取る場合が多いです。
ですので一般的には縦17マス×横12マスのものが多く使われます。
小学校3年生
3年生になると少し算数の学習内容はレベルアップします。
先生と同じ内容をノートに書き写すだけでなく、少し自分のオリジナリティを入れるなど工夫も必要になってきますね!
ですので3年生からは方眼ノートを使うことが多いようです。
12mm方眼もしくは10mm方眼の場合があります。
小学校4〜6年生
全学年の算数を教えたことがある筆者からすると、4年生から算数のレベルはグッと上がります!
躓きやすくなるのもこの頃からです。
たくさんノートを取る機会も多い4年生からは共通して
10mm方眼ノートを使うことが多いです。
10mm方眼ノートは理科や社会でも共通して使う場合が多いので、たくさん買っておいて損はないと思いますよ!
4〜6年生で長い間色々な教科で使えるので、まとめ買いもおすすめできるのが10mm方眼のノートです。
筆者も教員時代、よく子どもと同じ10mm方眼のノートを利用していました。
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連絡帳の場合
連絡帳は特に決まりを設けていない場合が多いと思いますが、9行・10行・11行・14行と種類があります。
当然行が多いほどスペースは狭くなるので、子供の字の大きさや特性に応じて選んであげるのがいいと思います。
学校としては、早く丁寧に書けるのが大事だと思うので、はじめは行が少なめのものから始めるのがオススメですよ!
無理に行が多いものにすると、書けないです・・・泣
連絡帳は保護者と学校の連絡ツールですので、ぜひこちらもご覧ください(^^)
まとめ:各学年に応じたマス目を選ぼう!
国語や算数・漢字練習帳・連絡帳のノートの種類をまとめてみました(^^)
絶対的な決まりはないですが、各学年にあったノートの選び方は必ずあります。
また、学校の方針もあるので、わからなかったら学校に聞いてみるのも1つかもしれません。
また、キャラクター物の使用が禁止されている学校もあるので、それも確認するのも大事ですね。
そのようなことを聞いても嫌な顔はされませんよ!
(個人的には、キャラクター物も別に良いのでは?!と思っていた派ですが・・・)
ノートは6年間(そしてこの先の中学校・高校でも)ずっと使い続けるものなので、その時その時に応じたノートを選んであげてくださいね!
今はノートはAmazonなどでも気軽に買えますし、100円均一で買ったものでもOKです◎
その場合少し紙質が劣ることがありますが・・・
自由帳は百均、教科のものはジャポニカ学習帳・コクヨ(キャンパスノートで有名!)・ナカバヤシロジカルノートなど分けてもいいかもしれませんね♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
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